2012/03-04 中国雲南省・四川省・山間部

標高3900mが最高野宿地点

再度中国に入り、雲南省の山間部から野宿決行!
標高は毎日変わるが、3月~4月の山間部は雪もダイブ溶けていて野宿可能。
日が落ちると、気温が零下になる日・場所もあるが、ダウン・ヒートテックの重ね着にマイナス10度対応のシュラフ(ナンガ使用)とブランケットを重ねればグッスリ眠れます。



ピザでも作れそうな釜戸
野営地は主に道から少し外れた人気のない山間・トンネルの脇・などを選んでいます。
そして、風除けにもなる木々の間がベストですな。
・・・それでも地元の人は何処からともなくやってきます・・・。

山の恵みが多く、焚き木はゴロゴロ落ちていて、何処でも焚き火可能でした。

どうしても風が吹くため、火がテントや周辺に広がらないよう、風を避けるための石を積み上げ”釜戸形”にして毎日焚き火♪
そして、多少の小雨なら鎮火もしないので暖かい夜を過ごせます♪

焚き火に慣れれば、釜戸の上でパンも焼けます!!おお!素晴らしい♪

夜は釜戸の入り口を石でふさげば、灰が飛び散りません。雨が降っても中は乾いたまま朝を迎えられます。
朝の点火もスムーズです。


この”焚き火生活”のために必需品となったのが”ダンボール”。

こんな、かわいい奴とも出会います。
焚き火の点火材になり・下に敷けばマットになり・立てれば風除けになりと、ドンキー号の荷台に積めば泥除けにもなる素晴らしいアイテム!!

いつでも携帯するようになりました。

山頂付近で水分不足の時は、山から流れてくる水を汲み上げて飲む事も可能でした。

キレイな山水だったので、しっかり沸かせばお腹も問題なしでしが、なかなか山頂付近でそのような場所を探すのは難です。
キレイな川があればラッキ~♪くらいです。




厳しい気候では人の助けが身にしみます
雨の降りそうな日は、商店の軒先をお借りしました。

ヒドイ豪雪にあった日は、チベット族の村にある”ゴンパ小屋(お祈りのための小屋)”をお借りしました。

皆様、変な外国人を快く受け入れて下さいました。

こうした出会いは野宿ならではだと思います。

野宿しながら日々の自転車走行は、宿に泊まるよりも体が休まりませんが、多くの出会いと、たくさんの知識を与えてくれました。

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